ダービー馬をつくろう!5は面白い?遊び方、評価を紹介!

競馬評論家・井崎脩五郎も唸った

完全牧場経営シミュレーションゲームの金字塔

ダビスタにはなかった感動が味わえるゲーム性を備えた不朽の名作

「ダービー馬をつくろう!」シリーズ最終作

基本情報

発売日:2006年1月19日

定価:7.140円

開発元:ランド・ホー

販売元:SEGA

対応ゲーム機:プレイステーション2

ゲームの流れ、遊び方

人気競走馬育成シミュレーションシリーズの5作目。

競走馬の繁殖、種付け、飼育、調教から牧場の施設価格といったリアルな牧場経営シミュレーションが楽しめるのはそのままに、レースシーンが前作からグレードアップ、オリジナル騎手やストーリーも充実、そしてあのディープインパクトがライバル馬として登場!

夢のダービー馬育成、全G1制覇、そしてさらなる戦いの舞台は世界へ!

永遠に尽きることのない競馬ロマンが、じっくりと味わえるゲームです。

ダービー馬をつくろう!5は面白い?レビュー評価

競馬ゲームといえば「ダービースタリオン(通称ダビスタ)が全盛の時代に、セガの金看板を背負って颯爽と現れたダービー馬を作ろう!は、当然「ダビスタ」を意識して作られたであろうことは間違いないでしょう。

どちらがよく売れたか、ということは問題ではありません。「ダビスタ」は確かに面白かったです。90年代の競馬ブームに寄り添う形で現れたこのゲームは、実際の競馬の表層上で熱狂していた我々に、牧場経営や種牡馬と繁殖牝馬の配合という、競馬の世界の深層を体感させてくれました。その功績は計り知れません。競馬を見る目が変わりましたから。

だがしかし、「ダビスタ」は突き止めていくと最強馬を作って友達とのレースで勝つということが最終の目標であったと思います。異論は認めます。しかし、私もそうであったようにどれだけ卑怯なことをしても勝ちたい、どんなレースでも勝てる馬のコードを持ちたいと願った方は少なくないはずです。

苦心して作った馬が友達の馬に大敗し、ゲーム機を壊してやろうかと憤慨した人間は私だけではないと思います。今でも友達の勝ち誇った笑みは忘れられません。そしてそれは、いつしか虚しくなっていったのもまた真実なのです。

その空虚な心の寸隙に、実際の競馬を観ながら「ああ、あの馬は母父がマルゼンスキーだから距離適性がどうもね」などと頬杖をつきながら、ゲームで勉強した知識でしたり顔につぶやく私の前に現れたのが「ダービー馬をつくろう!」というゲームだったのです。

何が違うかったのか? 端的に言えば、このゲームには箱庭がありました。私だけの箱庭です。

結論から言えば、2000年に発売されたこのゲームはシリーズ化し、以後「ダビつく」と親しみをもって呼ばれて2006年発売の「ダビつく5」まで制作されました。つまり人気ゲームになったのです。もちろん「ダビスタ」を凌ぐほどの人気ゲームになったとは口が裂けても言えませんが。

しかし、このゲームのお一人様で遊べる箱庭感は、家でしっこりと競馬ゲームをマニアックに楽しむにはもってこいでした。当時最新の種牡馬と繁殖牝馬、さらなる海外レースの追加、そしてレース画面の進化が追加された「ダビつく5」は、まさに、その最後の真骨頂でした。

その箱庭感の正体は、自分で牧場を拡張経営することの醍醐味とゲームイベントの豊富さであると言えるでしょう。このゲームにはホースパークという概念があり、海外レースに出場するための飛行場から亡くなった馬たちの供養の地蔵、馬たちを和ますためのネコの広場まで色々な施設がありました。

もちろん調教施設にも様々な種類があり、ホースパークの立地も選ぶことができて、全ての施設が建設不可能のために、自分の目指す牧場には自分なりの特色を与えることができました。例えば経営重視とか競走馬成績重視といった具合です。膨大な施設を建設、維持するには多額の資金が必要なので、そのためには強い馬をたくさん作って賞金をどんどん稼がなければなりません。そして高額の種牡馬の権利を買ったり、繁殖牝馬を手に入れなければなりません。まさに自転車操業かもしれませんが、ですが、それこそがこのゲームの醍醐味であり、まさにどっぷりとハマるツボだったと思うのです。

タイトル通り、ダービー馬を作ることができたらエンディングが見れます。しかし、そのエンディングはまだまだ序の口なのです。大井や盛岡などの地方G1も含めてG1競争をすべて勝てば、さらに別のエンディングが、そして実はまだその次のエンディングもあります。

それは本作から追加された香港のG1も含めたブリーダーズカップや凱旋門賞など海外重賞の全制覇が条件なのか、あるいは国内重賞競争の全トロフィー制覇なのか!?

もしそれが終わっても、最強馬を作る道程にはきっとエンディングはありません。

「ダビつく5」は永遠の競馬ロマンを求めて永遠に遊べるゲームなのです。

ダービー馬をつくろう!5の買い方、値段

15年前のゲームですので、おそらく新品はありません。

メルカリで約3,000円前後Amazonで2075円です。いずれも中古になります。

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